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【商学科】学生ライターによる授業レポート_広告コミュニケーション

「広告コミュニケーション」では、クリエイティブディレクターの古屋彰一先生を講師にお迎えし、広告制作を擬似体験的に学んでいます。

第7回の講義テーマは「伝わる広告」を作るにはどうしたら良いのか、です。具体的な方法の一つである「そう言えばそうだ!を作る」について学び、体験しました。

受講生は「そう言えばそうだ!と共感できるようなフレーズ」を考えて用紙に書き、それらを教室に並べて、受講生がお互いのフレーズを読んで、いいと思ったフレーズに投票していきました。そして、全てのフレーズに対して古屋先生がコメントされ、良い点やもっとよくなるためのヒントなどを教わりました。

一位に輝いたのは「すべてのCookieを受け入れるってなんですか?」でした。皆さんもネットを利用している最中に出てきて、受け入れていいのかな?と悩んだ経験があると思います。そのような「忘れがちだけど生活の中にあるちょっとしたモヤモヤ」が言語化されていたので、多くの受講生が「そう言えばそうだ!」と共感していました。

人は言葉にできない気持ちを言葉にしてくれると、言語化してくれた人に対し感謝する特性を持っているそうです。商品の効能や素晴らしさを伝える広告をするのも一つの方法ですが、利用者が言語化できていないことを代わりに言語化するのも効果的な広告方法の一つだと学びました。

学生ライター:商学部商学科3年 山下凛音

授業中の様子
並べられたフレーズの中で、共感するものに投票する様子

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