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【2023海外研修体験記】vol.2 商学部商学科 松浦豪さん(アメリカ・オレゴン大学)

私は2023年8月30日から9月13日の約2週間、オレゴン大学短期研修に参加しました。アメリカのオレゴン州は北米西海岸に位置し、森林や山々、農場、ビーチといった様々な景観に恵まれた場所として有名です。オレゴン大学はオレゴン州のユージーンという地域にあり自然豊かで日中は平均気温が23℃くらいと過ごしやすい気候ですが、朝6時の散歩に出かけた際の気温は10℃くらいだったため冬と秋がおり混ざったような季節感でした。このプログラムに参加した18名の商学部の学生はオレゴン大学内にある寮に滞在することができたため、授業がある教室まで10分程度の距離で移動ができました。

最初の授業はエレベーターピッチを学ぶ授業で、30秒以内に自己紹介をするというものでした。いかに素早く自身をアピールし自分の持っている情報を共有できるかがこの授業の肝であり、それを英語で表現することは難しかったです。それ以降の授業は質問表を元に互いの好きなこと、人生観、学生時代の思い出などオレゴン大学の卒業生も一緒に参加してディスカッションやリーディング、最後にはプレゼンテーションなど様々な授業があり、主にSpeakingを養いました。私が授業を受けて一貫して感じたことは発言する大切さです。先生やクラスメイトの話を聞いて実際に自分がどう思ったのか、どう感じたのかを物怖じせずに発言し、質問すること自体に価値があると教わりました。その発言が不毛なやりとりで生産性がなくても自分の意見は“こうなんだ”と伝えることで自分の意思表示ができ、周囲に対しても発言しやすい環境作りができることを実際に学び、私たち日本の学生に必要な要素だと感じました。

授業以外の時間には、オレゴン大学のアメリカンフットボールチーム・ダックスの観戦や野球観戦、スタジアム見学などを行いました。これらは普段体験することがないものばかりですごく刺激的でした。そして、スタジアムの大きさやチアリーダーの完成度、試合の演出等、全てが規格外に大きくプロレベルだったのが日本とアメリカの大きな違いだと感じました。

そして、オレゴン大学はスポーツにも力を入れている大学でスポーツ設備が整っており、広大なグラウンドでバレーやサッカーをして遊んだときはとても気持ちよく爽快でした。

私にはこの研修の約2週間で様々な出会いがありました。グラウンドで一緒にサッカーをしたサッカー少年、日本語のミートアップ会に参加した現地の人々、連絡先まで交換し仲良くなったメキシコ人、それはどれも自ら起した行動で出会えた人々です。この研修を通して私は、英語能力の向上はもちろん、意思表示をすること、自分に自信を持つこと、恥も外聞も捨て行動することなどこれから生きていく上で大切な人間力を学んだ気がします。

アメリカンフットボールチーム “ ダックス”の試合観戦
全ての授業終了後、記念撮影
大学近くの街並み
ポートランドにて、昼食

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