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【2025海外研修体験記~アメリカ・オレゴン大学】vol.4 才木仁湖さん(商学部商学科2年次生)

  私は2025年8月7日から25日まで、オレゴン大学での海外研修に参加しました。オレゴン大学は、オレゴン州ユージーンに位置しており、緑に囲まれた自然豊かな環境が魅力です。大学の敷地内には野生のリスもいて、とても心が和む場所でした。

 今回、このプログラムに参加しようと思ったきっかけは、さまざまな価値観や異文化に触れ、英語を実践的に使ってみたいと思ったからです。しかし正直なところ、当初は部活動との両立ができるのか、また英語があまり得意ではなくついていけるのかと、不安ばかりで申し込みを迷っていました。けれども実際に参加して帰国した今は、胸を張って「このプログラムに参加して本当によかった」と言えます。迷っている方には、ぜひ一歩踏み出して挑戦してほしいです。

 オレゴン大学での研修では、本当に多くの出会いがあり、一日一日がとても濃く、全ての思い出が私の財産となりました。その中でも特に印象に残っているのは、RECセンター(Recreation Center)での体験です。RECセンターとはオレゴン大学内にあるスポーツ施設のことで、ジムやバスケットボールコート、テニスコート、プール、ボルダリンング施設などがありました。プログラムの一環でボルダリング体験をみんなで楽しんだり、自由時間にはプールに行ったりしました。隣のコースで泳いでいた方が声をかけてくださり、泳いで勝負をしたり、泳ぎ方を教えたりと、沢山コミュニケーションを取ることができました。とても楽しい時間でしたが、その一方で、伝えたいことを英語でうまく表現できず悔しい思いをすることが多々ありました。これからもっと英語を学んで、自分の思いをしっかり英語で伝えられるようになりたいと強く思いました。

 その他にも、ボランティア活動に参加したり、大学内の美術館を訪れたり、みんなでカードゲームをしたり、同じ寮に住むオレゴン大学の学生とビーチバレーをしたりと、本当に様々な活動を通して多くの人と出会い、たくさんの経験を積むことができました。

 オレゴンの人々は本当に温かく、フレンドリーでした。お店に入ると店員さんが必ず笑顔で挨拶をしてくれますし、現地の人々におすすめの商品を尋ねると快く教えてくれました。また、バスを待っていると「今日はここにはバスは来ないから、あっちの駅に行った方がいいよ」とわざわざ声をかけてくれることもあり、毎日とても楽しく過ごすことができました。

 この約3週間の研修で、失敗を恐れずチャレンジすることの大切さを心の底から実感しました。最初はなかなか自分から話すことができず周りのメンバーに頼ってばかりでしたが、勇気を出して行動することで多くの出会いがあり、自分の世界を大きく広げることができました。これらの経験はこれからの人生においても大切な糧になると感じています。今後も失敗を恐れず、自分でチャンスを掴めるよう積極的に行動していきたいです。 この3週間は今までの人生で最も濃く充実した時間でした。そしてこのゼミナールで17人の仲間に出会えて心から幸せです。最後に、岡先生をはじめこの研修に携わっていただいたすべての方々に感謝申し上げます。

 

みんなでボルダリング
オレゴンの学生とビーチバレー
オレゴンの夜景

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