MaCOP 福岡大学商学部

MaCOPのカリキュラムの目的と意図

リサーチ×体験

商学部に設置された研究・教育プログラムであるMaCOPの特徴としてリサーチ(分析・研究)と体験を往還して、リサーチマインドをもった実践者を目指す点があります。

またクリエイティブ産業におけるマネジメントの特殊性を考慮して、本プログラムでは下記5点を重視しています。

  • 良いコンテンツを見極める審美眼
  • 良さを伝える能力
  • コンテンツ制作のための組織デザイン
  • 制作プロセスのマネジメント
  • 業界の知識

良いコンテンツを見極める審美眼がコンテンツを制作し流通する根本となります。そのためにマーケティングの視点だけなく、クリエイター側の創造性を発掘することも重要です。

コンテンツを企画して、制作して、販売する一連のプロセスにはクリエイターをはじめとする多数の参加者が携わります。資金を調達したりクリエイターを巻き込むためにはそのプロジェクトに参加したいと思ってもらう必要があります。そのためにはコンテンツの良さをうまく伝える必要があります。そして、チームを作り、クオリティを最大化しつつ期間内に完成させます。前提として業界の知識も、その活動の助けとなります。

MaCOPのカリキュラム

配当年次 授業科目 単位 修得必要単位 最低習得年次
1 ※クリエイティブ社会論 2 2 1
1 ※経営入門 2

8

 

1 ※経営学総論 2
1 ※簿記原理 4
1 □商学のための数学・統計学I 2
1 □商学のための数学・統計学II 2
1 □情報倫理 2
2 ※クリエイティブ・マネジメント演習I 2 8 2
2 ※クリエイティブ・マネジメント演習II 2
2 ※2年基礎ゼミナール 2
2 ※2年専門ゼミナール 2
2 ※特別講義C(開発管理論) 2 4 3
2 ※特別講義D(クリエイティブ・マネジメント論) 2
1 △経営管理論 2 左記科目のうちから
6
14 3
2・3・3 △管理会計論 2
2・3・4 △経営管理論各論 2
2・3・4 △経営組織論 2
2・3・4 △工業経営論 2
3 ※クリエイティブ・マネジメント演習III 2 3
3 ※クリエイティブ・マネジメント演習IV 2
3 ※3年専門ゼミナールI 2
3 ※3年専門ゼミナールII 2
4 ※論文ゼミナール 6 6 4

*科目名称は年度によって変更になる可能性があります。詳しくは商学部事務室におたずねください。

教育体系図

基礎知識

業界研究・マネジメント研究

既存の学部教育科目(経営学関連)

クリエイティブ社会論

基礎知識

調査・研究スキル

基礎ゼミ、論文ゼミ

クリエイティブマネジメントの知識

プロデュース、ディレクション

クリエイティブマネジメント論

企画
クリエイティブ・マネジメント演習1,2
絵コンテ、企画書、boardgame制作
仕様書作成 | 開発管理
開発管理論
クリエイティブ・マネジメント演習3
digitalgame制作実習
ファンディング
クリエイティブ・マネジメント演習4
マーケティング、ファイナンス

企業での実践

インターンシップ

MaCOPを体験できるオンライン講座

写真:講義をしている様子

Schooとの共同開発によるオンライン講座をどなたでも無料で受けていただけます。MaCOPの一端を体験することができますので,ぜひ受講してみてください。

福岡大学商学部の学生は、クリエイティブ社会論を履修し、こちらのオンライン講座を教材にフォローアップ指導を受けることで単位の取得が可能です。

コース名
ゲーム業界におけるクリエイティブとビジネスのマネジメント
学習のゴール
主に企画者として、製品開発やマネジメントについて考える型を得ることを目指します。

授業スケジュール

  1. 第1回:9月25日(金)<ガイダンス>ゲームビジネスのマクロ的視点とミクロ的視点
  2. 第2回:10月2日(金)デジタルゲームのビジネスとゲームを作るということ
  3. 第3回:10月9日(金)eスポーツがもたらすニューノーマルな社会
  4. 第4回:10月16日(金)ゲーム産業のパワーシフト
  5. 第5回:10月23日(金)ゲームビジネスのリアルと経営学の接点から導く新理論
  6. 第6回:10月30日(金)3つの方向性から導く、ゲーム企画の考え方
  7. 第7回:11月6日(金)ゲームを企画してみよう~アイデア発散ワークショップ~
  8. 第8回:11月13日(金)UX視点でゲームのビジネスを捉えよう~講義とワークショップ~
  9. 第9回:11月20日(金)ゲーム企画を企画書まで落とし込もう~グループ別ワークショップ~
  10. 第10回:11月27日(金)ゲーム企画ワークショップの発表と講評

担当の先生

  • 篠原 巨司馬 氏(福岡大学商学部 准教授)
  • 松山 洋 氏(株式会社サイバーコネクトツー)
  • 中島 賢一 氏(福岡eスポーツ協会会長)
  • 和田 洋一 氏(派遣経営者)
  • 森田 泰暢 氏(福岡大学商学部 准教授)