授 業 科 目 | 担 当 教 員 | 主 研 究 内 容 等 | ![]() |
経 営 管 理 論 講 義 経 営 管 理 論 研 究 | 教授 博士(商学) 藤 野 真 ![]() | 本講義は,経営組織における効率的な目的達成のための手段である経営管理を体系的に理解することを目的とする。講義では,文献の輪読を通じ,とくに,企業と社会との関係に留意しながら,(1)企業の社会性,(2)管理の正当性,(3)効率性と人間性について考えていきたい。研究では,各自の関心に基づき研究を行ないたい。 | |
経 営 組 織 論 講 義 経 営 組 織 論 研 究 | 教授 博士(経済学) 森 田 泰 暢 ![]() | この講義および研究では、組織論とシチズンサイエンスについて学び、また関連領域についての研究を行います。組織論では、組織文化、組織学習、組織間連携およびネットワーク、実践コミュニティといったキーワードに係る研究が対象となります。一方、シチズンサイエンスでは、市民参加型の研究や知的生産、オープンデータ、公共イノベーション、サイエンスコミュニケーションといったキーワードに関する研究が対象となります。研究方法は、企業や市民に対するインタビューやアンケート調査、事例研究が中心になります。講義では、組織論とシチズンサイエンスに関する文献の輪読やディスカッションを行います。基礎的な組織論やシチズンサイエンスの知識を学ぶとともに、学術書を読み込む好奇心と意欲を持ち合わせることが前提となります。 | |
経 営 戦 略 論 講 義 経 営 戦 略 論 研 究 | 教 授 合 力 知 工 ![]() | 現代企業が直面するさまざまな課題を模索・発見し,その解決案について研究していく。本研究におけるキーワードは,「人材育成」「コーチング」「ポジティブ・サイコロジー」「社員満足と企業成長との相関関係」「企業と社会」「ソーシャル・ビジネス(ビジネスを通じた,社会的課題の解決および提案)」などである。文献購読とともにフィールドワークを行い,研究に幅を持たせていく。 | |
会 計 学 講 義 会 計 学 研 究 | 教 授 長 束 航 ![]() | 会計とは,一般に,経済主体が営む経済活動およびこれに関連する経済事象を測定・報告する行為をいうが,本講義および本研究においては,基礎概念論,認識・測定論,報告論などのあらゆる視点から会計に関する研究を行う。具体的には,主として営利企業において行われている外部報告目的の会計について,伝統的な論点はもとより,最新のトピックもとりあげ,国際的動向も参照しつつ研究を行っていく。 | |
財 務 諸 表 論 講 義 財 務 諸 表 論 研 究 | 准教授 飯 塚 雄 基 ![]() | 本講義および研究の目的は財務諸表の意義および限界についての理解を深めることにある。財務諸表とは企業の経済状況についての報告書である。その報告書の基礎になるのは,企業の取引その他事象についての記録,すなわち会計処理(特に仕訳)である。会計処理について考えることは財務諸表について考えることに等しい。そこで,本講義および研究では,種々の取引その他事象を取り上げ,その会計処理の特徴や問題点を具体的かつ詳細に考察および議論する。どのような取引その他事象を取り上げるのかは,各自の関心に応じて決定したい。簿記の基礎的な知識を習得していることが望ましいが,簿記についてこれから学んでいきたいという意欲があれば十分である。教員は各自の学習状況や問題意識に応じて必要な解説または助言をする。 | |
財 務 会 計 論 講 義 財 務 会 計 論 研 究 | 教 授 渡 辺 剛 ![]() | 講義では,財務会計の指針である会計基準を中心にわが国の財務会計を研究する。同時に,わが国の財務会計に強い影響力を与えている IASB 基準および FASB 基準も取り上げる。 演習(研究)では,英語文献(IASB および FASB をはじめとする会計基準設定主体が公表する文書等)により財務会計の国際的な動向を追いつつ,修士論文のテーマを決め,作成していく。 | |
原 価 計 算 論 講 義 原 価 計 算 論 研 究 | 教 授 博士(経営学) 田 坂 公 ![]() | 本講義および演習の目的は,伝統的原価計算ひいては管理会計に関する基礎的かつ体系的な専門知識を習得することは勿論,企業と地域社会に貢献でき,それらをリードしていく人材に役立つ能力の基礎を身につけることにある。 原価計算・管理会計に関する課題を認識し,各自の論点に合わせて修士論文の作成と完成を目指して研究指導を行う。その上で,修士の学位にふさわしい内容・水準の論文完成を到達目標とする。 なお,毎年数名の留学生も受講しており,国際色を交えて楽しく議論している。留学生も遠慮せず,積極的に門を叩いてほしい。特に「原価企画」に興味があれば「なおさら」である。 | |
管 理 会 計 論 講 義 管 理 会 計 論 研 究 | 教 授 篠 原 巨司馬 ![]() | 管理会計およびマネジメント・コントロール・システムの理論を学び,会計数値や仕組みが組織でどのような役割を果たすのかという点について研究する。特に戦略と管理会計の関係に注目し,戦略の策定・実行の中で管理会計はどのように利用され,作用しているのかという問題に対して研究を行っていく。基本的には海外の英語文献を輪読し,議論するという形で進める。従って,英語文献を使った研究に取り組む意欲を受講要件とする。 また場合によっては,企業調査を行うこともあり得る。その際の進め方なども身に付ける必要がある。 | |
経 営 分 析 講 義 経 営 分 析 研 究 | 准教授 博士(経営学) 飛 田 努 ![]() | 本研究は企業価値評価(Corporate Valuation)と呼ばれている領域を対象とする。 企業価値評価は学際的な研究領域であり,財務会計,管理会計のみならず,経営財務,経営戦略等の基礎的知識も必要とされる。企業価値評価の意義と重要性について解説し,会計数値やその他のデータを用いて企業の経営戦略や企業行動の特徴を解析することに主眼を置く「伝統的な財務諸表分析」と,経営財務の理論やツールを活用して企業価値の算定を行う「企業価値評価」について議論する。 | |
国 際 会 計 論 講 義 国 際 会 計 論 研 究 | 教 授 博士(経営学) 池 田 健 一 ![]() | 本講義では,国際会計に関する諸問題について理解を深めることを目標としています。具体的には,国際会計論の基礎概念と国際財務報告基準(IFRS)のうち,主要なテーマをいくつか選んで学習していきます。 演習(研究)については,初年度は,国際会計論および財務会計論に関する様々な文献を読んで研究を深めてもらいます。そして2年目は,各自が決めたテーマに基づいて修士論文の完成に向けた指導を行っていきます。 | |
法 人 税 法 講 義 法 人 税 法 研 究 | 教授 高 橋 秀 至 ![]() | 本講義・研究の目的は、法人税法を中心とした税法の解釈論を理解し、研究することである。税法は、租税債権・債務にかかる国家と国民の権利・義務を規律する法であり、法人税法は、法人の所得に課される租税を対象とする税法である。 講義では、税法の基礎理論および法人税法等の解釈論を体系的に学習する。税法の解釈論を展開するにあたっては、税法の基礎理論、ひいては、法律学の基礎理論を理解しなければならない。税法の基礎理論を理解することにより、他の法分野に対する税法解釈の特殊性を理解することができ、特定の条項に対する税法解釈に答えを導き出すことができる。講義の進め方は、学生が主体となって報告をし、教員が助言をする形をとる。 研究では、修士論文を作成するための研究手法および基礎知識を教授する。学生が研究テーマを選定し、報告を行う。これに対して、学生間で議論をして、教員が助言を行う形で授業を進めることとする。 | |
会 計 監 査 講 義 | 教 授 長 束 航 ![]() | 監査とは,依頼人の求めに応じて,被監査対象とは独立の立場にある者が,被監査対象の行為とある判断規準との間の合致の程度を確かめるために,証拠を客観的に入手し,評価し,その結果を依頼人に対して報告する一連の行為である。監査は現代社会においてきわめて重要な役割を負っていると考えられるが,とりわけ財務諸表監査は,企業が公表する財務諸表に信頼性を付与することによって,ディスクロージャー制度を有効ならしめている。もとより,ディスクロージャー制度は現在のマクロ経済を適正に運営するためには必要不可欠な制度である。 本講義においては,監査の本質,論理的根拠,制度的根拠,今後のあり方その他の重要論点について研究を行っていく。 | |
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