博士課程後期
授 業 科 目担 当 教 員主 研 究 内 容 等
ア ジ ア 経 済 論 特 別 研 究教 授
博士(国際開発学)
アケミク,キュチュク アリ
東アジア地域は世界経済において重要な役割を果たしている。急速な経済成長と技術の発展に伴い、東アジアは事例のない経済発展を実現できた。その背景には産業政策と工業化戦略を初め、長期経済発展戦略と独特な制度があると考えられている。「アジア経済論特別研究」では、マクロ経済学と開発経済学の上級理論を用い、産業政策、科学技術政策、生産性向上、資源配分および発展の政治経済学、グローバルバリューチェーン、経済統合など東アジアにおける経済発展に関する様々な課題について分析する。とりわけ、量的分析方法と実証分析に重点を置く。開発経済学の概念と分析方法を東アジア経済へ応用することができるようになることが講義の目標である。
比較金融システム論特別研究教 授
博士(経済学)
掛 下 達 郎
詳細な研究内容は受講生と相談して進めていきますが,本研究の大きな目的は「金融機関のビジネスモデル(儲けの仕組み)は各国でなぜ異なっているのか」です。ビジネスモデルにおいて,儲け,収益,収益構造は重要な概念であり,その共通点と相違点の把握は欠くことのできない事項です。この課題に対して,ミクロデータによる収益構造分析を用いて金融機関の業務展開を把握し各国の金融ビジネスモデルを明らかにします。
貿 易 政 策 特 別 研 究教 授
博士(経済学)
山 本 和 人
貿易政策一般および貿易政策史の分野に関する研究を行う。具体的なテーマは受講生の関心に従って決定し,研究指導を行いたい
国 際 金 融 論 特 別 研 究教 授
博士(経済学)
伊 豆 久
参加者各自が,論文執筆に向けた研究報告を順番に行い,全員で討論する。国際金融論に関する博士論文作成を目標に,先行研究のサーベイ,研究テーマの設定,論点の整理,原稿の執筆等について助言・指導を行う。
経 営 労 務 論 特 別 研 究教 授
博士(経済学)
中 川 誠 士
経営労務論の方法と体系に関して一応の理解を得た上で,従来の人事管理理論に対する人的資源管理論の理論的独自性について探究する。本年度は特に,人的資源管理論の理論的新展開としての戦略的人的資源管理論の内容と,日米企業における人的資源管理制度の変容といった問題にできれば焦点を合わせて学習していきたい。
経 営 戦 略 論 特 別 研 究教 授
合 力 知 工
本講義では,1.外部適応アプローチとしての経営戦略に加え,2.その行動に大きな影響を及ぼす組織内部の構造についても併せて考察し,3.企業の持続的成長を可能にするような新しい経営戦略−各種ステイクホルダー満足の充足を図る,CSR 論を基盤とした経営戦略−を,企業の事例を掲げながら,理論的・実践的に検証する。受講者に問題提起をしてもらい,意見交換をしながら結論を導き出す,という形式で進める。
会 計 学 特 別 研 究教 授
長 束 航
会計学に関する学問領域の中から,受講生が選択した研究テーマに関して,博士学位の取得を目的とした研究指導を行う。
原 価 計 算 特 別 研 究教 授
博士(経営学)
田 坂 公
本講義および演習では,伝統的原価計算ひいては管理会計に関する基礎から応用までの内容かつ体系的な専門知識を習得することは勿論,企業と地域社会に貢献でき,それらをリードしていく人材に役立つ能力を身につけることを目標とする。
原価計算・管理会計に関する課題を認識し,各自の論点に合わせて博士論文の作成と完成を目指し,研究指導を行う。博士の学位にふさわしい内容・水準の論文完成を到達目標とする。
管 理 会 計 論 特 別 研 究教 授
篠 原 巨司馬
管理会計に関連する研究領域(特に戦略計画、戦略実践、マネジメント・コントロール)について、その全体像を把握するためのコースワークを実施する。またその中で、受講生が取り組む研究テーマの選択に対してのアドバイス、学会報告、論文発表の指導を行う。学会報告、論文発表を積み重ね、最終的には博士論文にまとめ上げるための指導を行う。
国 際 会 計 論 特 別 研 究教 授
博士(経営学)
池 田 健 一
国際会計論および財務会計論の分野から受講生が選定した研究テーマについて,まず,先行研究に関する様々な文献を読んで研究を深めてもらいます。その後,各自が決めたテーマに基づいて更に研究を進め,学会報告のための論文作成や,博士論文の作成に取り組んでいただきます。
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