福岡大学商学部 教授 水野博志    経済学博士(中央大学) AFP

@   研究分野 実践経営学、実践株式投資、企業財務の研究、個人投資家の研究、FP研究

A著書による業績

『日本の個人投資家』愛育社 20083

『個人投資家の行動原理』泉文堂 19984

『財務的意思決定の分析』中央経済社 199612

『企業財務の研究』近代文芸社 19959

B担当科目 経営財務論

C所属学会 経営財務研究学会、証券経済学会、財務管理学会、FP学会

D略歴1951924日 東京都に生まれる

     19743月、慶應義塾大学商学部卒業

     19793月、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程満期退学

     19794月、福岡大学商学部専任講師

     19824月、福岡大学商学部助教授

     198710月、福岡大学商学部教授

     19864月から19873月、西オーストラリア大学に留学

     19988月から19993月まで、コロンビア大学法学部訪問研究員

     19993月、中央大学大学院で経済学博士を取得

E趣味 テニス、クラシック鑑賞、庭園管理

 

私の研究歴

専門は企業財務で、はじめはMM理論、CAPMなどのファイナンス理論を研究してきました。

美しい数学的モデルに興味がありました。それによって現実の企業財務を説明しようとしました。

いうまでもなく、現実と理論の間には、ギャップがあります。その中で、単に従来の理論を拡張

するばかりでなく、いくつかのオリジナルモデルを作ってきました。

さらに、多くの実証研究もしてきました。企業の投資政策に関して、財務データばかりでなく、

アンケートやインタビュー調査を行ってきました。最近は株式投資に成功した投資家のインタビューを

行ってきました。そこで成功した投資家には共通の特徴があるのを発見しました。この結果を

「理想の個人投資家」として「ジャパニーズインベスター」誌に連載しました。

財務のトピックスも研究してきました。配当、自社株の買い戻し、株式の持ち合い等につい

てです。これらに関して、自社株の購入と株式の持ち合いは株価に対して中立的というのが

通説ですが、少なくとも株式の持ち合いについてはシナジーなしの持ち合いは株価に対して

マイナスの影響を及ぼすことを論証しました。

大きな転機は1998年から1999年にかけて、ニューヨークのコロンビア大学に8ヶ月ほど研修し、

単にアメリカの資本市場のダイナミズムにふれるだけでなく、父の切り絵の高い評価を知ったことです。

ワシントンDCにある国会図書館で父の切り絵の本(水野浚治著『切り絵でみた日本』)が永久保存に

なりました。

帰国後、古い土蔵を買い取って父の切り絵のギャラリー(伊都きりえギャラリー)を作りました。

www.nishinippon.co.jp/media/news/0008/museum/58/58.html 父の切り絵の作品は、平等院と

龍安寺のオフィシャルポストカードになり、平等院では120,000枚、龍安寺では60,000枚売れました。

『切り絵でみた日本』を外務省を通じて世界の日本大使館41館に、日本図書館協会を通じて1000

を主だった公立、大学の図書館に寄贈しました。

同時にアートカフェ(田園喫茶ワイルドベリー)を併設しました。www.dozochain.com カフェでは隔週

土曜日に無料クラシックコンサートを企画し、今までに240回ほどコンサートを行い成功しています。

また、2006年6月より、サンデーコンサートも始め、既に50回になりました。田園風景を見ながら

音楽を聴く文化が定着しつつあります。

 父の切り絵の作品と無料クラシックコンサートをプロデュースしてみて、事業を発展させ、続けていくため

には、高い志が必要であることがわかりました。大学の経営学では効率性とか収益性の重要性を教えますが、

それ以上に志が重要なのです。

趣味は庭いじりです。田園喫茶の庭園と「ひろしの泉」を管理しています。小川の流れる庭園には、

5月の末から6月にかけて蛍が飛び交います。ひろしの泉から出る「玉水」は九州の銘水に選ばれ、

新聞、雑誌、テレビでしばしば紹介されとても人気があります。

さらに、2008年4月より、「ケーキ&クロワッサン ワイルドベリー」を始めました。ケーキとクロワッサンを

販売していますが、成功しています。

株式投資を2005年より始めました。大学の教員で株式投資を真剣にしたことのある人を聞いたことがあり

ませんが、わたしはその一人です。6年にわたって続けてきたことに誇りを覚えています。

好奇心が旺盛で、いろいろなことに取り込んできました。単に研究室で研究をしているスタイルではなく、

株式投資でも大もうけをして大損をしました。実践的に試してみるというのが、わたしの研究スタイルです。

 


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