10月1日  今日からラグビーワールドカップがはじまる。比較的テレビ放送があるので楽しみだ。今日のTimes紙によると、Hagueは子供を公立高校(state school)に通わせる最初の保守党党首になったという。Hague自身、公立高校出身で大学はOxfordに行っているが、彼曰く、大学にいって感じたのは、私立高校へ通っていた人間(sheltered lifeを送った)よりも自分が多くのことを公立高校で学べたことだと。いくら、教育問題が政争の焦点の1つになっているとはいえ、互いに自身の学歴に依拠した発言をする点はおもしろい。もちろん、Hagueも公立高校の多様性を主張しているのであって、つまりすべてが劣っているわけではないといっているにすぎない。  夜、BBCでポップスベスト10をみていたら、娘曰く「河村隆一」みたいな姿、形の男性ボーカルがでてきた。妻曰く、「歌手が大したことないのを見ていると日本と同じね、このボーカルはデビット・ボウイの真似をしているし・・・・」。しかし、唄が終わってスーパーを見ていたらデビット・ボウイ彼自身だった。昔のビートルズ、GSのような髪型で、若作りをしていたから、まさか本人とは思えなかったのだ。

10月2日  ロンドンの東に位置するLakeside SCに午後からでかける。今年オープンしたBlue river SCの影響を余り受けていないとの報道を聞いていたので、NSCタイプを予想していたら、パンフレットによると、隣接する小売パーク(Tescoやトコスコ、トイザラス等で構成されるパワーセンター)と併せると欧州で最大規模の商業エリアだとか。Blueriverとは車で10分ほど。ロンドンの環状線M25に隣接するだけに、人が多い。ただし、専門店集積の形態で、かつ店揃え・品揃えに大きな違いはない。

10月3日  不思議の国のアリスの作家ルイス・キャロルが住み息を引き取った家がGuildfordにある。今日見に行った。Oxfordへはここから通っていたらしい。墓は家から少し離れた丘にあるらしく、一時日本人観光客が大挙して押し掛けたらしい。さすが日本の旅行エージェント。まさかこんなところへは来ないだろうという所へ観光客を導く。  少し前に不思議の国のアリスがちょっとブームになったことがあったように記憶するが、あの頃だろうか?アンソニー・ホプキンスがルイス役を演じたと私が記憶している映画(米国から来た女性と恋に陥るも、彼はそれを意思表示しない。その女性が不治の病に陥ったとき、彼の家で看病をし最後に残された息子を引き取るといった映画)の中のあの家はGuildfordのこの家だったのかと見て思う。記憶が間違っている可能性もあるけど。  80年代、あちこちで悪評をまきちらした(単に目立っていたということだろう、50年代、60年代は米国観光客が金に任せた旅行をしていると悪評を買っていたらしいから歴史は繰り返すということでもある)日本人観光客は、「かも」であるという意味では依然として注目されているけど、悪評はいまはないのでは?  ちなみにGuildfordのルイスの家や墓に押し掛けた日本人観光客は美談を残している。余りにもルイスの墓がみすぼらしかったので、資金を提供したとか。いまでは立派な墓になっているという(まだ実際には見ていないし、話の確かさも未確認)。

10月某日  実はこの2週間、ほとんど、メモを残していない。理由は3つある。1つは怠慢のため。日本にいるときは手帳と、日程を記した部屋のカレンダーが手放せなかったが、こちらにきて、手帳はまったく開いていない。8月後半から9月、10月も手帳の頁はまっさら。家にある唯一のカレンダーもほとんどみない。記入してるのは子供の学校の休みの日程だけ。時間が過ぎるのが速いと感じるのは単調な生活に流されているためか(?)。とにかく、メモを記すことすら億劫になってきたせいである(半面、デジカメで撮った写真はこまめにハードディスクに落としている)。  2つめは、あまり詳細なメモは意味がないと思い始めたから。  3つめは、細かな記録を残すとあとあと困ることになる(?)のではとの懸念を某氏につげられたから。この点は余り気にしていないが。  そこで以下、備忘録的にメモを記しておく。

<バスの運転手の職業意識、ではなく生活感覚>  ロンドンで元ヤオハンのSCから地下鉄の駅までバスに乗ろうとしたとき、最寄りの地下鉄の駅まで行くかと聞いても「わからない」との答え。ギルフォードのような小さな街でも、地名(街の中心部の)をバスの運転手にきいて答えは「わからない」といわれたことがある。面倒で答えないのではなく、本当に知らない様子。自分の受け持ちの路線と自分の生活圏に関わるエリア以外にはほとんど興味がないとしか思えない。タクシーの運転手は街を知っていると感じるが、バスの運転手にはそれは期待できない。同じ人間がタクシーの運転手になれば街を知るようになるのだろうか?職業観の違いを垣間見る気がする。それとも、生活感覚の違いか。

<バスの運転手の職業意識2>  英国は環境問題に関してもっとも意識が薄い国の1つだろう。ゴミは分別されていない。ギルフォードでは1週間に一回のゴミ収集だが、こちらの人は曜日を余り気にせず、裏口にゴミ袋をだしていく。指定されたゴミ袋しか売られておらず、それでしかゴミを出せないが、分別しないのだから、ちぐはぐさを感じる。  それらゴミは月曜日の朝収集されるために道路の脇に集められる。中には道路にでてしまうものも少なくない。そのような道路に出ているゴミ袋をバスは平気で蹴散らしていく。バスの運転手に公共的な意識を求めること自体がナンセンスなのかも。

<日本人会>  サリー大学には30名以上の日本からの留学生がいる。彼らが昨年、日本人会をつくって活動しているというので、どういうものか今日(18日)、新学期初のミーティングに顔をだしてみる。中国系の留学生、欧米系の学生が加わっていることもあるのだが、進行はすべて英語で行われる。当たり前なのか、それを奇異に感じる私が古いのか(彼らとは20前後の歳の差がある)。

<教育問題>
 いま英国でもっともホットな問題は教育問題。ブレアが教育の重要性を主張し、いくつかの改革を進めているからであり(ちなみに、保守党大会で10代の党員がブレアの主張をからかうようにeducationを三度連呼したシーンがいまでも脳裏に焼き付いている)、日本と同じように時代の大きな変革期と連動する形で教育の在り方が見直されているからでもある。  私も、子供がいることと大学に籍をおくこともあって、新聞等ではどうしても教育関係に目が行く。その新聞から少し情報を拾い読みすると
・ブレアは30歳以下の国民の半分が高等教育(大学、専門学校)を受けるようになるべきと主張する
・それに対して2つの点から批判がある。1つは、高等教育よりも初等教育を重視すべきとの観点からの批判。5歳、あるいは6歳以下の教育が子供の一生を左右するとの意見や、予算に限りがあるのだから長期的な効果が見込める方に重点的に配分すべきとの意見がだされる。後者については世銀の調査で、初等教育に投資した方が投資効率が高いことが明らかにされていることなども記されている(原著にあたってみたい)。
・もう1つは、高等教育を拡充することへの懸念からの批判である。具体的には、高等教育の量的拡大は質的な低下を必至とする、高等教育をうけてもそれに合った職業選択ができる可能性が少ない、階級格差の拡大につながるといった批判がだされている。階級格差については、現行の高等教育の拡大が上位3グループによるもので、下位2グループによるものではないことが根拠として示される。
 教育にカネがかかるのは万国共通の傾向のようだが、英国でも同じ。しかも、それが階級と連動しているのでより鮮明な形をとっている感じがする。少し数字を示しておくと、
・公立の小中学校の学費は「ただ」(給食費等は含まれない。サリー便り9月編も参照してほしい)、にもっかわらず7%の親が子供を私立へ行かせている。
・私立の学費は15002000ポンド(年間)、寮生活をする学校になると40005000ポンドになる。ちなみに英国の一人あたりGDPは日本の半分強。
・大学の学費は大学、学部・学科によってバラバラだが、平均すると2000ポンド(留学生は60009000に跳ね上がる)。
・新聞の表現だと3ベットルームがあるかBMW3シリーズを購入できる家庭でないと子供を私立にやるのは難しい。

<授業参観>  10月の第3週に授業参観があったので参加する。朝と午後に時間が設けられている。上の子の授業参観は午後、下の子は午前に出向いた。ともに算数の授業。前者はうちだけ、後者はうちともう一人父親だけ。上の子のクラスは問題児が多いと聞いていたが、とにかく騒がしい。それと、理解度の幅の広さが人目でわかる。授業の内容は四則演算と座標軸、マトリクスを理解させるもの。四則演算はたとえば、3,5,8,10,38を与えて、3×5=15、15+8=23、23+10=33、33+5=38など自分の好きなような経路で38にたどり着くもの。後半は座標を黒板で教え、次はペアを組んで戦争ゲーム(お互いマトリクスの中に自分の戦艦をマークして、それが見えない相手が座標をいうことで相手の船を沈没させるゲーム)をさせる。遊びながら学ばせるというスタイル。  下の子のクラスは女の子の比率が多いこともあり、6年生とはまったく異なる雰囲気。つまり、静か。先生の言いつけに素直に従う。先生は南アフリカ出身で今年から教壇にたつ新人、といっても年齢的に見て社会経験を積んでいるらしく(白人だが英国で教職につくのには苦労したらしい)、危なっかしいところがない。授業の内容は分数。正面の黒板ではなく、教室の後ろの方のボード前に皆をすわらせて授業を進める。8分の1、4分の1、2分の1が16分の1の集まりで表現できることを四角形を使って示す。具体的には、四角形を5つの長方形に等分し、一番上はそのまま、次の長方形を縦に二等分し「1/2」の集まりであること、三番目は縦に4等分し「1/4」の集まり、4番目は8等分し「1/8」の集まり、一番下の長方形は16等分され「1/16」の集まりであることを視覚的に示す。ボードでの説明の後、ボードと同じ、紙でつくった積み木状の四角形(ジグソーパズル)が皆に配られ、1,1/2,1/4,1/8,1/16が書き込まれたサイコロを使ったペアでのゲームが開始される。つまり、どちらが先に長方形を分数のピースで埋めていけるかを競う(すぐわかるように、勝ち負けはない)。  程度の問題といってしまえばそれまでだが、視覚的かつ実感できる形で算数を教えているシーンを見ると、速く多くよりも、多様性を維持しつつ深く認識させることに主眼があるように思えてならない。これ以上のコメントは避けるが、米国と同じ、教育スタイルであることは確認できた。

<子供から聞いたこちらの子供たち>
 子供からきいたこちらの子供たちのおもしろい話を・・・・・・・(ただし、あくまでも子供の話なので誇張、独特の認識があるでしょう)
・警察署などに見学にいったとき、余りに多くの生徒が質問するので質問の時間が足りなくなる
・遊ぶとき問題が起こると、すぐにアンフェアだとクレームする
・相手が先生だろうが徹底抗戦する、もちろん口で。それで先生の方も本気で議論をし、よく切れるとか
・プールで先に泳いでいると、後ろからよく引っ張られるとか
・泣き虫が多い
・ナイフとフォークが使えない!
・何かを皆に配るとき、まず自分から先に配る。足りないようだと、絶対自分のものを人に譲るようなことをしない。気にくわない相手には投げてわたす等々
・はっきりものをいう。「あんた嫌い」とか

<イングランド北部・スコットランド旅行:10月23日30日>
 子供の秋休みを利用して8日間の旅にでた。車で1726マイル(2760キロ)を走る旅で、特に最終日は444マイル(710キロ)を走った。5年前にアムステルダムからオーストリアのイタリア国境近くまで17時間かけて1200キロ走ったことがあるが、それに比べると、イギリスは平坦なので1時間7080マイル走ることができ、楽だ(欧州は山が多く、登りがある分、1時間4050マイルしか走れなかったように記憶している)。
 1日目はギルフォードからヨークを経由してニューキャッスルの北10マイルの村まで(走行距離366マイル)。朝早く出発する予定が、鍵を中に家の中に入れたままドアを締めるといったパプニングが起こるなどして8時の出発。ロンドンの環状線で、予想通り、渋滞に遭い、3時間以上かけて100マイルしか進めない状況。
 2つ日目は、日本のテレビCMで使われていた、海の潮の満ち引きで道路がでてきたり隠れる島(Holy Island )にある城をめざすが、途中立ち寄った海際の城で時間をくい、既に潮がみちはじめていた。そこからエジンバラに入り、2時間半ほど滞在。雨の中、街を歩き、エジンバラの西に位置するB&Bを目指す(走行距離156マイル)。
 3日目と4日目はグラスゴーに滞在(走行距離58マイル)。
 5日目はグラスゴーからスカイ島を目指す。途中、阿蘇や中国北部の風景に似た、切り立った山が続く荒野を時速7080マイルで走る(走行距離214マイル)。
 6日目は一日スカイ島をまわる。虹があちこちにでていて、虹の島といった感じ。夕方スカイ島と橋で結ばれる本土の町のB&Bに宿を求める(走行距離177マイル)。
 7日目は、ネス湖に入り湖上遊覧などをしたのち、本土北端から南に70マイルほどしかないInvernessに立ち寄り2時間ほど散策し、エジンバラの南50マイルほどのB&Bに夜の10時過ぎにつく。エジンバラから40マイルほどは田舎道を60マイルほどで飛ばし疲労困憊(真っ暗の中、知らない途を走るのは疲れる。しかも他の車は80マイル以上のスピードで走る)。走行距離311マイル。
 8日目は、日本にお馴染みのピーターラビットの地(Lake District)をほとんど無目的に回遊し、あとはリバプールを目指した南下。途中、雨がひどかったがリバプールに着くと雨もやみ2時間ほど散策。あとは夕食でサービスセンターに30分ほど立ち寄る以外は止まらず、一気にギルフォードへ。星が綺麗な夜空、半月が地平線の上に顔をだしかけた頃、11時過ぎに到着(走行距離444マイル)。
 以下、思いつくままにメモを記す。
・今回もB&Bを主な宿にした。B&Bは、それぞれの家庭の歴史を垣間見ることができ、お勧めだ。日本でもB&Bの導入が進んでいるが、家族の写真や記念品(子供の大学の卒業証書等)を居間に飾る生活スタイルが一般的でないだけに、家族の歴史が醸し出す独特の空間をつくる点は真似できないだろう。それだけに、民宿やペンションとの差別化を何をもって図るかを検討する必要があると思われる。  3年前の英国でもB&Bを多用したが、当時、家族4名で3040ポンドだったのが、今回は5060ポンドに値上がりしている。  B&Bは、家によって、また同じ家の中でも部屋によって設備が異なる。シャワー、トイレ付きの部屋にあたるのは希。共同シャワー、トイレが多い。今回は1つだけ共同バスしかないB&Bに泊まった。設備の多様性を日本の消費者が許容するかも日本におけるB&B普及の鍵だろう。
・今回、エジンバラは、ラグビーのワールドカップの試合(ニュージーランド対スコットランド)がある日に着いたので宿がとれず、3時間弱しか滞在できなかった。都心部が世界遺産に指定されているだけに、噂通り綺麗な都市。
・グラスゴーは、予想とは違って、近代的な部分と歴史的な部分がうまくブレンドされた素敵な都市。都心のホテルに2泊する(1泊75ポンド)。2000年に向けてコンサートが連日のように企画され、私たちも、今回の旅の大目的の1つ、アルタンのコンサートに出向く。8時開演。開場されたのは7時30分。フルーツマーケットというホールで、その名の通り、以前は果物市場だったところをホールにしたもの。自由席、といっても4人掛けの丸テーブルがおいてある150200名ほど入る会場。ビールやウイスキーを買って飲みながら演奏が聴ける。これだけで私は満足。  最初は、スコットランドの演奏家2人(Alasdari Fraser & Tony McMaus)の演奏。ビオラとギターだけだが最高(return to KINTAILというCDが今年Culburnie Recordsからでている。詳しくはwww.culburnie.com)。恥ずかしい話だが、ビオラがクラシック以外でいい感じで使われるのを生でみたのは2年前のチーフタンズのコンサートがはじめて。  興奮さめやらぬ後、中休みを経て、ご存じアルタン登場。こちらのグループのボーカルの多くは演奏もするが、AltanのMaireadも歌3に対して演奏7(ビオラの演奏)。休みをはさんで後半部、アンコールはFraserらと協演。
・今回の旅で購入したCDのうちお勧めのもの(ただしCeltic系)  return to KINTAIL Alasdari Fraser & Tony McMaus Culburnie Records  SUILEAN DUBH Tannas KRL(www.krl.co.ukを参照のこと)  other world Lunasa Green Linnet Records(www.greenlinnet.com)
 また、Invernessで立ち寄ったショップBALNAIN HOUSE(販売だけでなくコンサート、楽器講習会、ゲール語講習会など様々の活動拠点、楽器修理などセンター的な役割をもっているみたい)のHPものぞいてみてください。www.balnain.com
・グラスゴーで困ったのは、私が入りたいバーに子供が入れないこと。バーといっても、ビールが飲めて食事ができる店。地方や住宅地の中に普通にあるパブと外見や中身はかわらないのだが、バーなので子供の入店は禁止されている。最初の夜、次々と入店を断られて、やっと教えてもらった店に入れたが、旅行者にはつらいし、わからない。昼間、向かいあわせの一方の店では断られたのに、もう1つの方は大丈夫だった。パブでも酒を出すエリアへの子供の立ち入りを禁止するところはあるが、これまで9時、10時になってもパブへの子供連れの入店を断られたことはない。旅行者や子供づれがピザの店やテイクアウトの店で夕食をしているシーンをよくみかけるが、仕方なくやているのかも。都市観光が考えなければならない点だろう(そうしないとファーストフードと中国料理が流行るだけになる)。
・ちなみに、今回の旅行中、夕食で大きな失敗をした。最終日、エジンバラの北部にあるPerthで夕食をとったとき、スコットランド名物の海産物・水産物料理を食べたいと、シーフードレストランにはいった。メニュー見ていて、course2、3というのを日本のコース料理と勘違いし、course2で10ポンド、3で13ポンドを安いと考え注文した。これは料理2つ、3つのことで後で請求書をもらってびっくりした。
・リバプールはまったく期待せずに立ち寄ったが、子供の服、といっても迷彩服を買いに入ったスポーツ店で店員が何をいっているのかわかない英語をしゃべっていることに驚いた。ビートルズが最初、訛りが強く、ローカル以外のマーケットでは受け入れてもらえなかったという話を聞いたか読んだことがあるが、さもありなん。今回はスコットランドでゲール語を生できけるかと楽しみに出向いたが全く聞けなかった。3年前、ウエールズの西で地元の人がウエールズ語でしゃべっているのをきいて感動したことに照らすと、英国の西部のエリアで方言が日常的に生きているのかもしれない(ほとんど根拠がない仮説です)。